「オフィスの音問題」と「防音」 2024年06月25日 「オフィスの音問題」と「防音」 【1】オフィスの「防音」手段 オフィスの防音方法を大別すると、主に3種類になります。 ・「遮音」 ワークブースの設置など完全に音を遮断する ・「吸音」 周辺の音の反響を抑える ・「カバー」(マスキング) 背景音を流し音漏れや小さな音を聞き取りづらくする それぞれイメージできますか? 【2】「吸音」しても「音」は聞こえる 3つの「防音」手段のうち、「吸音」とは音の反響を低減することです。例えば、吸音パーティションを設置しても、周辺の音や状況は分かります。 音を「遮音」するものではありません。 しかし、天井や壁などに当たる音の反響を吸収する働きにより、例えば吸音効果のあるパーティションをブース状に設置すると、その内部の音の反響を抑えることができます。開口部が小さいほど、その効果を発揮します。 「遮音」は建材などで音を跳ね返すので、コンクリートなどの硬い素材が適しています。対して「吸音」は「多孔質」と呼ばれる多数の細かい穴(セル)のたくさん開いた素材によって音を吸収します。セルに音が入り、その摩擦等で音エネルギーから熱エネルギーへと変換され、音が小さくなり吸音効果が生まれます。そのため、吸音材にはウレタンフォームなどの柔らかい素材が多く用いられています。当店で販売中の「吸音パーティション(YS-Q7LG)」の吸音材は、芯材に段ボール、素材に柔らかいウレタンを使用しています。 段ボールも直接音が当たって摩擦が生じ、音エネルギーの一部が消費される「板・膜振動型吸音」現象で吸音効果が生まれるんですよ。 音の反響が最も分かりやすいのは、引っ越し前のような、家財や荷物を搬入・設置する前の室内空間でしょうか。閉め切った室内で「あー!」と声を発すると、とてもよく声が響きますね(*'▽') これは、人の発した声、音声が熱エネルギーとなり、天井や床面に当たって音が響き合っている状態です。この音の反響を吸収するので、吸音パーティションで囲ったブースの内部は相手の声だけでなく、自分の声も聞き取りやすくなるのです。 【3】工事不要!吸音パーティションという選択 ワークブースの設置や空間の音のマスキングなど、防音対策には設置工事を必要とする場合もありますが、パーティションなら工事不要で設置が可能です。しかも、「吸音パーティション(YS-Q7LG)」は、完成品でのお届けなので、届いたら開梱してすぐに設置いただけます。もちろん、オフィス内の設置環境に合わせてブース以外などレイアウトも自在。使わない時はコンパクトにたたんで収納できます。 ブース型 アーチ型 ジャバラ型 コの字型 コンパクトにたためます たたむと約18cm! オフィスの「音」問題解決の選択肢に「吸音パーティション」をぜひご検討ください。 ご不明な点は、何なりと「オフィス家具屋」までお気軽にお問い合わせください(^^♪ お問合せはコチラ «前 次» スタッフ日記